写真展「The Great Indus 大河インダスをめぐる人間と自然の織りなす物語」を東京品川のキャノンギャラリーSにて開催いたします!
25年以上にわたって撮影を続けていた大河インダスの流域に暮らす人々やその文化、風土、ランドスケープなどをまとめた大規模な写真展を東京品川にあるキャノンギャラリーSにて開催することになりました。
■日時
2022年11月26日~2023年1月17日
10時~17時30分 日曜・祝日は休館 入場無料
アジアを代表する大河インダスは全長3180キロメートル。源流はチベットの聖山カイラス山(カン・リンポチェ)付近で、ラダック、ザンスカールを経て、インド・パキスタン間の係争地カシミールへ至ります。ヒマラヤ山脈と双璧をなすカラコルム山脈からの融水が合流したあとは、かつて仏教が栄えたガンダーラやスワート地方を経て、大穀倉地帯のパンジャブ平原へ。途中にある今なお政治的混乱にあるアフガニスタンや、アニミズムを信奉する少数民族カラーシャの暮らす谷なども広義にはインダス川と呼べるかと思います。そして流域を潤しながらシンド州を経て、アラビア海へ。
その大河インダスの流域には実に多様な世界が広がっています。この写真展では、そうした多様性を写真で表現した世界観を楽しんでいただけたらと思います。
東京近郊の方は、ぜひとも足を延ばしてみてください。私もできる限り在廊するようにしたいと考えています。
■キャノンギャラリーSのホームページ
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