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Osamu Funao Photography

写真家 船尾 修 公式HP

About

1960年神戸市生まれ。筑波大学生物学類卒。写真家。

30代初めにかけてクライミング一色の生活を送る。国内では、剱岳剣尾根の厳冬期初登攀、谷川岳衝立岩不思議ロード冬期初登攀、伊豆海金剛バガブンドルート開拓など、多数の初登攀記録がある。海外では、グランドジョラス北壁、フレネイ中央岩稜などヨーロッパアルプスの登攀の他、ヨセミテではエルキャピタンの「ザ・シールド」などを完登。カラコルムではティリッチミールの他、8000m峰のガッシャブルムⅠ峰へ遠征登山を行った。アフリカ大陸では2年間かけて放浪旅行しながら、主に日本人の登頂記録のない山々へ足跡を記した。このときの紀行が単行本「アフリカ 豊饒と混沌の大陸(全2巻)」になり、デビュー作となる。

アフリカを旅行中に写真の力に魅せられ独学で学ぶ。その後フリーランスの写真家・ライターとして主に雑誌で海外ルポなどを発表してきた。これまでに訪れた国はアジア・アフリカを中心に約70カ国。現在も世界の山岳地帯や辺境地へ頻繁に通い続けている。土地に根ざした伝統的な暮らしをおくる人々に興味があり、民族・文化・環境をキーワードに取材・撮影を続けている。

2001年に東京から大分県の国東半島へ移住。現在は家族4人で杵築市山香町在住。日出町にGALLERY K2を運営。無農薬で米や野菜を自給用に作っている。

★主な著書

「アフリカ 豊饒と混沌の大陸(全2巻)」山と渓谷社、1998年

「UJAMAA」写真集 山と渓谷社、2000年

「世界の秘境の歩き方」羊土社、2003年

「循環と共生の森から 狩猟採集民ピグミーの知恵」新評論、2006年

「カミサマホトケサマ」冬青社、2008年

「世界のともだち14 南アフリカ共和国」偕成社、2014年

「フィリピン残留日本人」冬青社、2015年

「カミサマホトケサマ国東半島」冬青社、2017年

「石が囁く 国東半島に秘められた日本人の祈りの古層」K2 Publications、2020年

「日本人が夢見た満洲という幻影 中国東北部の建築遺構を訪ねて」新日本出版社、2022年

「大インダス世界への旅 チベット、インド、パキスタン、アフガニスタンを貫く大河流域を歩く」彩流社、2022年

「The Great Indus」K2 Publications、2022年

「満洲国の近代建築遺産」集広舎、2022年

「終わらない戦後 フィリピン残留日本人が見つめた太平洋戦争」論創社、2023年

★主な受賞歴

第9回さがみはら写真新人奨励賞(2009年) 「カミサマホトケサマ」

第25回林忠彦賞(2016年) 「フィリピン残留日本人」

第16回さがみはら賞(2016年) 「フィリピン残留日本人」 (W受賞)

第1回江成常夫賞(2020年)

第42回土門拳賞(2023年)

​杵築市長賞詞授与(2023年)

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