

第42回土門拳賞を受賞いたしました
このたび、昨年末に出版した写真集『満洲国の近代建築遺産』(集広舎)に対して、第42回土門拳賞を受賞する運びとなりました。 土門拳賞といえば、野町和嘉さん、水越武さん、江成常夫さん、長倉洋海さんといった私の尊敬する大先輩の写真家たちが受賞してきたたいへん歴史のある写真の賞です...


写真集『The Great Indus』が発行になりました!
全長3180キロのアジアを代表する大河インダス。チベットのカイラス山付近を源流とするこの川は、ラダック、カシミール、カラコルム山脈を通り、パンジャブ平原を経てアラビア海に注がれます。その流域には多様な自然や民族、宗教、文化、歴史が展開しています。船尾修は25年以上にわたって...


新刊本『大インダス世界への旅 チベット、インド、パキスタン、アフガニスタンを貫く大河流域を歩く』が発行になりました。
私が初めてアジア有数の大河インダスを目にしたのは、1988年、アフリカ放浪の旅を切り上げて日本へ帰る途中のことでした。そのとき私は陸路で日本を目指しており、イランからパキスタンへ抜けた際に、列車の車窓から水牛がインダス川の岸辺でくつろぐ姿を見たのです。その後、1991年にヒ...


写真展「The Great Indus 大河インダスをめぐる人間と自然の織りなす物語」を東京品川のキャノンギャラリーSにて開催いたします!
25年以上にわたって撮影を続けていた大河インダスの流域に暮らす人々やその文化、風土、ランドスケープなどをまとめた大規模な写真展を東京品川にあるキャノンギャラリーSにて開催することになりました。 ■日時 2022年11月26日~2023年1月17日...


写真集「満洲国の近代建築遺産」を出版するプロジェクトのクラウドファンディングを行うことになりました。
2016年~2018年にかけて私は現在の中国東北部へ通い、かつての満洲に残存する近代建築物の撮影を行ってきました。その結果、ロシア時代のものも含めて約400ヶ所の建物の撮影を行うことができました。これらをいわば歴史の生き証人。私は後世に残る資料としてほぼすべての建物を収録す...


写真集「石が囁く 国東半島に秘められた日本人の祈りの古層」
2021年10月15日に新刊写真集が発行の運びとなりました。 私は今年が東京から大分県北部の国東半島へ移住してちょうど20年目。 この半島の奥底に刻まれている日本人の古い祈りの記憶を求めてモノクロで撮りためたものを今回発表できることになりました。...

第1回江成常夫賞を受賞しました!
ドキュメンタリー作品を対象として授与されていた「さがみはら写真賞」が今年で20年目を迎えました。その節目の年に、これまでの受賞作から特別賞を選考するということになり、光栄なことに私の写真集「フィリピン残留日本人」が選ばれることになりました。...


JBPressでの新連載「戦後75年・蘇る満洲国」
ネットメディアのJBPressにて連載「戦後75年・蘇る満洲国」(写真特集:消滅国家 満洲国の遺構)が始まりました。10回前後、毎週火曜日の配信です。 かつての満洲国は今の中国東北部を指しますが、日本がこの傀儡国家をつくったのは1932年のこと。それを遡る1904年に日本が...


月刊「CAPA」2019年1月号
現在発売中の月刊「CAPA」2019年1月号。「名作誕生」の連載コーナーにて私の写真集「カミサマホトケサマ」(冬青社2008年)のことが紹介されています。私が19年前に何を思って国東半島へ移住したのか、そこで何を写し撮ろうとしたのか、が写真評論家の鳥原学さんによってよく説明...


写真展「Beyond The Border」のお知らせ
東京・中野のギャラリー冬青にて船尾修写真展「Beyond The Border」を開催することになりました。 私は20代から30代にかけて、アジア・アフリカ・ヨーロッパを放浪旅行していた時期が長くありまして、そのころは何かテーマを追いかけて取材・撮影していたわけではなく、旅...